【オススメ本】会計の世界史
僕は週に2~3冊程度のペースで本を読みます。
読書はいいですね。
自分以外の人生を追体験できるので、何度も人生を生きた気になる。非常にお得感があります。
知識もたくさんつきます。
ということで、定期的に読んだ本の中からオススメをご紹介したいと思います。
会計士が書いているブログということで、やはり最初は会計士の大先輩のご著書を紹介させていただいたいと思い、コチラの本を選びました。
コチラ!
会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語 (日本経済新聞出版) 田中靖浩
会計とか簿記って、なんかとっつきにくいですよね?
堅苦しいし、できることなら人生で通りたくないですよね?
僕も会計士の勉強をしながら思っていました。
なんでこんな難しいねん!と。
でもね、この本を読んで会計が本当はむちゃくちゃ面白くてスゴイものだということに気づかされました。
そんな本です。
みなさん気づきですか?
会計(簿記)は世界最大の公用語なのです。
今世界で一番話されている言語は英語(人口で言えば中国語ですが)かもしれませんが、それでも世界の人口の約25%です。
一方、簿記は全世界で通用します。
これってスゴイことですよね。
使っている言語が全然違っても、決算書を見ればなんとなく内容はわかるし、それをもとに現地の方とコミュニケーションがなんとなくできるんです。
僕も監査法人で働いていたときに何度か海外出張にも行きましたが、業務内容はざっくり「会計」なので、英語がしゃべれなくても何とかなっちゃってました(笑)
そんな全世界で通用する『簿記』というものがどこの国から、どういう理由で始まったのか。
この本を見ればわかります。
そこにはなんと、あのレオナルドダヴィンチが深く関係していたりもします。
正直、会計士を目指す前にこの本に出会いたかったとさえ思っています。
そうすればもう少し楽しく勉強できたのに・・・
という訳で、是非読んでみてください^^