もっと自由に、もっと楽しく。仕事も家庭も遊びも充実させるコツ

m o t t o !!

病気の原因は意外なところにあるかもしれない話

2021/09/26
 
この記事を書いている人 - WRITER -
K(ケイ)  1989年生まれ 経営者であり、士業であり、夫でありパパです 家族と滋賀県とお酒が大好きです。
詳しいプロフィールはこちら

最近手術をしました。

鼻の手術です。ほぼ整形手術みたいなもんです。いや、整形ちゃいます。

 

おっさんの鼻の手術なんてどうでも良いと思うのですが、大きな気付きがあったので共有したいと思います。

そこそこ参考になると思います。

 

ボクは長年花粉症に悩まされてきました。物心つく前から花粉症だったと思います。

そして症状は良くなるどころか、年々酷くなっていきます。

 

アレルギーをもっていたのは、イネやカモガヤという植物でして、これらのピークシーズンは5月頃と9月頃なので、日本でメジャーなスギ・ヒノキの方々とは時期的に若干ズレます。

それも結構恥ずかしかったりした(なんでこの時期にくしゃみしてんねん!的な)のですが、1年でその時期だけ我慢すれば良かったので、まだマシでした。

ところが数年前から、年がら年中、症状が出始めました。

 

これはたまったもんじゃない!ということで、病院に駆け込みました。

でも毎回薬を処方されて終わり。

テンプレートのような問診の後、吸引をして薬をもらって帰る。これの繰り返し。

まるで工場のラインに乗せられているような感覚。

オマケに薬は全然効かへんし。

 

ある日めちゃくちゃ症状が酷い日があって、仕事どころか日常正確すらままならん状況でした。

とにかく薬をもらいに耳鼻科へ行った。

そして思い切って聞いてみました。

 

「これって根本的に治す方法はないのでしょうか?」

 

「そうですね~、花粉症はね~、とりあえず薬出しときますね~」

 

もうイラっと来ちゃいまして、

「アンタいつも薬出してるだけやろ?ろくに診断もせんと。この症状の本当の原因が何か真剣に考えたことあるんか?アレルギーシーズンじゃないときも含めて一年中症状が出るっておかしいやろ?アンタが直せへんのやったらせめて直せる人紹介せいっ!!」

と、暴れ回りまして(笑)

腕のイイ耳鼻科の先生を紹介してもらうことに成功しました。

 

 

そして後日紹介してもらった耳鼻科へ行くのですが、そこで衝撃的な事実が判明しました。

 

行って軽く診察するや否や、信じられないことを言われます。

「あ、これ花粉症ちゃいますねえ。蓄膿ですねえ」

 

ち、蓄膿?

 

その後CTも撮ってもらったのですが、ボクの顔の空洞と言う空洞は膿で満たされ、重度の蓄膿症状とのこと。

きっかけは花粉症ではあったのですが、それが積もり積もって、膿だらけの顔になっているとのことでした。

オマケに鼻の中にポリープもできてるし。

年中症状が治まらないのはその影響でした。

 

原因がわかれば後は対策を打つだけ。

ということで3ヶ月くらい病院に通って薬治療を行ったら、スッキリ治りました。

 

ハイ、めでたしめでたし。という訳には行かず、ふと考えました。

待てよ。膿は消えたかもしれないが、根本的な解決になっていないのではないか?

 

「先生、こういう状態になった根本的な原因があるハズですよね?それを治したいです!」

「わかりました。私が考える大きな原因がひとつあります。」

「それは・・・?」

「それは、、、あなた、鼻めちゃくちゃ曲がってますよね?」

「へっ?!」

 

そう、ボクはまだ骨が柔らかい幼少の頃に鼻を擦りすぎて、ずいぶんと鼻が曲がってしまっている。

よく話を聞くと、僕の蓄膿はそれが大きく関係しているらしい。

“く”の字に曲がった先端部分が鼻の穴を塞ぎ、おまけにそこにポリープができている状態。

長い間、ほぼ左鼻が使えていない状態だと言う。

 

ここをスッキリさせるための開通工事(+α)を行えば、めちゃくちゃ症状が良くなる可能性があるとのこと。

 

「手術、受けますか?」

「、、、ハイ。受けます。」

 

ということで、早速その2日後に手術を受けることにしました。

 

手術は2時間くらいで、その日のうちに帰れるとのことでした。

が、ここで問題が。

部分麻酔なんです。鼻だけの手術なので当然ですが。

 

ボク、採血をするのも100回くらい深呼吸しないといけないくらい、注射とかそういう類のことが嫌いなのですが、果たして部分麻酔の手術に耐えきれるのかどうか。

きっと、軟骨を切ったり削ったりしているのが体感でわかるんだろうなあと想像すると、寒気がしました。

 

しかし、32歳のおっさんがそうも言ってられないので頑張ろう。ということで当日は弱音を吐かず病院へ向かいました。

 

結果、

死ぬほど痛かったです><

 

ブチブチ切ったり、ガリガリ削ったりするのが伝わってきたのは想像通りだったのですが、それはまだ良いのですが、

麻酔が弱かった。

奥の方触られたら普通に痛いし、15回くらいは悲鳴を上げました。恥も外聞もあったもんじゃない。

終わったら泣いていました。

 

ただし!!それを大きく上回るだけの成果があったのです!!!

 

手術の日は鼻いっぱいに詰め物をしていたのですが、翌日また病院に行ってその詰め物を取ってもらったら驚愕しました。

 

「あ、鼻なくなった」

 

そう感じるくらい大量の空気が鼻の奥に入ってきました。

スース―です。

これは32年間経験した事のない”風”でした。最高です。

でも逆に、今までどれだけボクの鼻は機能していなかったんだろうという虚しさも感じました。

 

この記事を書いているのは手術から2週間くらいが経ち、かさぶたもほぼ取れている時期なのですが、どんどん調子が上がっています。

例年ならこの時期は、花粉(カモガヤ)が酷くて1日20時間くらいは鼻をかんで生活しているのですが、なんと今年は1日2回くらいしか鼻をかんでいません。

奇跡。

まさに奇跡です。

 

あれだけ長い間苦しんで、もう直す方法はないと言われた症状が、簡単な手術(死ぬほど痛かったけど)で直るとは。

 

ボクたちは、お医者さんのように”専門家”と呼ばれる人から言われたことを正しいと思いがちですが、専門家にも得意不得意があります。

少しでもおかしいな、変だな、と違和感を感じたら、別の専門家に意見を求めましょう。

セカンドオピニオンはめちゃくちゃ大事です。

 

かく言うボクも一人の専門家。

不得意な分野で適当な判断をせず、専門外の案件は適切な人を紹介するなど、クライアントのことを第一に考えた対応をしよう。

目先の利益を考えちゃダメだ。

 

そんなことを学ぶ良い経験になりました。

 

鼻炎で困っている人(で、鼻が曲がっている人)、ぜひ病院へ!!!

 

ではまた!

この記事を書いている人 - WRITER -
K(ケイ)  1989年生まれ 経営者であり、士業であり、夫でありパパです 家族と滋賀県とお酒が大好きです。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© m o t t o !! , 2021 All Rights Reserved.